会話が論理力を鍛える①

最近、国語の重要性が少しずつ広まっているようでうれしいです。
国語はすべての科目の基本になります。

でも、国語の勉強はどうすればいいのでしょうか。
これはなかなか難しいと、私は思います。

国語の勉強が難しい理由ですが、3つあります。
1、学校の国語と受験の国語は別物だから
2、国語を勉強した経験がある大人が少ないから
3、成果がなかなか出しにくいから

1についてですが、学校の国語は子どもたちの感性(心)を育てるための勉強だと私は思います。
だから、厳選された文章を教科書に乗せて、心を豊かにするのが学校の国語です。
でも、受験の国語は、宝探しです。【次の文章を読んであとの問いに答えなさい】というルールの中で、
筆者の気持ちを探す宝探し。
本来なら、学校の国語と受験の国語は別で勉強しなければいけないのですが、英語・数学に多くの時間が割かれます。

2が1の問題をさらに加速させます(笑)
国語を真剣に勉強した大人って少ないです。さらに言えば、学校や塾の国語の先生自体が、もともと国語が好きだった場合
勉強した経験がない可能性が高いです。勉強の経験がない場合、苦手な子どもの気持ちがわからないことも・・。
勉強しなくても点が取れた親世代と、今の子供たち世代の違いは何でしょうか?(次回のポイントです)

3は、塾側が国語を避けたい理由にもなります・・・。国語はなかなか成果がはっきり見えません。
1年ぐらいしたときに、全体の学力・成績が上がってきて初めて、目に見えての成果が出てきます。
そうなると、どうしても英語や数学・理科、社会が優先になってしまいますね。

次回は、国語の勉強に関してお伝えしたいと思います。

最後に、7月24日から夏期講習が始まります。
2学期は学校行事が多いので、夏休み中に先取り勉強をしておきましょう!

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