大学入試について知っておきましょう!①(歩夢学舎の高校生class)

今回は、大学入試についてです。
何回かに分けてお伝えします。

今回のテーマは【今どきの高校生】です。
まずは、現実を知ってから作戦を立てましょう!という感じです(笑)

ある大手学習塾が調査をした結果をお聞きしました。
今の高校生の特徴をまとめると、以下になります。

1,平日の学習時間は、平均1日60分以下
  *土日も120分以下が平均。
  *自分で勉強できない生徒が急増している
2,進路未定の生徒が急増
  *人気の学部は 理系の「理・工・情報系」
          文系の「法・経済・商・社会系」
  *「全国どこでも構わない」→やりたいことが明確な生徒が急減
   「現役で行けるならどこでもいい」→やりたいことが決まっていない生徒が急増
  *就職は理系が圧倒的に有利だが、文系を希望する生徒がやや増加
 ※受験への不安を感じている生徒が減っています。つまり危機感が減っています(笑)
  受験勉強のスタートが年々遅くなっているデータが出ているようです。
  しかし、推薦を考えると、受験のスタートは高校1年生の春からです。
  子どもたちの意識改革が必須ですね。
3,推薦が大事に
  *指定校推薦 14%
   公募推薦 9%
   総合選抜 11%
  3割以上が推薦です。ただし、学校ごとに特殊な推薦を行っていたり、地域差があります。
  愛知県の場合、推薦での入試は50%は超えています。
  推薦対策=受験対策 という時代と考えていいと思います。

最後に、
 「英語について」→読むこと、単語を覚えること、が苦手な生徒が急増しています。
          逆に、聞くことが得意な生徒も増えているようです。
 「数学について」→苦手とする生徒が増える一方、<数学で学んだことは将来に役立つ>と考えている高校生が
          40%以上いることがわかりました。理系は就職に直結する勉強がしやすいのかもしれません。
 「国語について」→本や新聞を読まない生徒が、56%を超えています。国語の勉強を真剣に考えないといけない時代ですね!

以上、大学入試情報の第1回目でした。
確かに、年々高校生が勉強しなくなっているのを感じています。
部活などもありますが、やはり携帯電話の影響が大きいように思います。
移動時間も勉強することは可能です。でも、今、電車で単語帳開いている学生を見ることがありません。。。
忙しくても、毎日1時間以上は勉強時間を取ることができます。
でも、8時ぐらいに帰宅して、携帯電話などやりたいことをやって、さあ勉強!だと、時間が取れません。
8時に帰宅して、勉強時間(予習中心)を確保し、残った時間は、さあ携帯電話!
と優先順位を変えないと成績も変わりません。
大人でも同じです。やるべきことを先にやれる人は、仕事でも成功しています。
高校生は、社会人になるための大事な練習時間ですね。

習慣を変えるためには、まず行動を変えましょう。
先に勉強する
これだけです。
これがなかなか難しいですが(笑)

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