大学受験について②(歩夢学舎の高校生部)

みなさん、こんにちは!

中学生は中間テストが終わり、

<やった!!>という歓喜の声と、

<もうだめだ・・・>という絶望の声。

2極化したテストになったようです。中間テストの報告は次回にします。

 

大学受験。少子化の影響もあり、昔よりは入りやすくなった感じもします。

事実、浪人生にはめったに合わなくなりました。

でも、大学入学後は、自分たちの時に比べられないぐらい大変そうです。

アルバイトもする暇がないぐらい忙しいみたいですね・・・。個人的には、アルバイトを2年間ぐらい、たくさんやってほしい。大学の授業よりも、実際働く経験をたくさん積んでほしい。その中で、<自分が社会にどう貢献していくか>を見つけてほしいし、きっとその2年間で<人生を決める出会い>があると思います。知識も大事ですが、体験・経験こそ、大学という貴重な時期に積んでほしいです。

大学受験の勉強方法については、大きく二つに分けて考えています、私は。

1、偏差値50ぐらいまでの大学を受験する生徒向けの勉強方法

2、1以上の大学を受験する生徒向けの勉強方法

です。

大学に入りやすくなっているのは事実でしょうが、それは1に関してです。

1に関しての難易度は確実に下がっていて、合格しやすくなっています。

しかし、2に関しては、難易度はそれほど変わっていない印象です。

つまり 【大学には入りやすくなったが、行きたい大学には簡単に入れない】のが今の受験です。

いろいろな塾や予備校によって、カリキュラムが変わったり、差別化があるのは2に関してです。1はどこの塾に行ってもやる事はそれほど変わりません。やる気さえあれば、多くの生徒にチャンスはあります!

でも、偏差値50以上の大学を受験する場合は、ちゃんとした作戦が必要です。

前期;2年冬から3年夏まで 【基礎力を身につける】 

中期;3年9月から冬まで   【得点力を上げる】

後期;冬から入試まで   【合格力を上げる】

前期が一番重要です。しかも、一番大変で時間もかかります。英語を例にすると、高校3年間の文法・英単語、熟語の暗記になります。歩夢学舎では、夏期講習&夏期合宿でここを中心に指導しました。

しかし、前期の勉強だけでは、合格は出来ません。英語だと、長文が読めないと入試では合格出来ないからです。そこで、中期は得点力を上げる勉強を行います。歩夢学舎だと、全国入試問題正解というテキストを使用し、毎日入試問題を解く事にしています。1日1問だと1か月で30問。3か月で90問です!目に見えて、得点力が上がっていきます。ただし、前期をちゃんとこなしていない生徒は、模試を受けても偏差値が上がってきません。本来なら、この中期ぐらいの時期(10月から11月)に、右肩上がりの曲線が出てくるはずです。基礎力をおろそかにしていると、偏差値が53ぐらいでどうしても止まってしまうのです。

最後に、後期です。12月以降は、志望校・センターに向けて <どこを捨てるのか?>を決める時期でもあります。合格点を取ればいいのです。満点を取る必要はありません。科目・単元を明確に絞り込み、合格力を上げるためだけの勉強に集中していきます。

今、中期の時期です。とても大事な時期です。でも、高校の中間や期末テストがあるんです・・・。どうにかならないものでしょうか?入試科目以外の勉強時間は、すごくもったいないです。

ここからの時期。大学を目指す生徒にとっては大変厳しいものになるかもしれません。でも、ミスチルの唄にもあるように、<高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな> です! 自分の為にがんばりましょう!

 

 

 

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