個別指導とは?

20歳の時からずっと、個別指導の学習塾で働いてきました。
当時は、個別指導は<学校についていけない生徒がいく塾>と言われてました。
時代が変わり、個別指導は<一人ひとりを丁寧に見てくれる塾>という地位を確保出来ました。

個別指導が成功すると、いたるところに個別指導塾が出来ました。
でも、もともと集団塾や学校関係者が個別指導をやると、うまくいかないケースが多かったようです。
指導力があり今まで20人以上を同時に教えていた優秀な先生たちが、
同時に2人や3人に絞ったのにうまく指導ができない・・。不思議な現象がおきました。

歩夢学舎のHPやブログでも、何度もお伝えしています。
個別指導は<指導形態>のことではありません。指導形態とは、1対1とか1対3とかのことです。
個別指導は<生徒一人ひとりに合った指導を考えるという理念のこと>です。

最近、保護者が家で指導しているケースも多くあるので、2つポイントをお伝えします。

1、Q:目の前に中学1年生の生徒がいます。その生徒から「先生、マイナスってなに??」と聞かれました。
    生徒にどのように指導しますか?

【NGな答え】 数直線を書き、右に行くとプラス、左はマイナスと教科書通りに教える
  *集団塾ではいいかもしれませんが、個別指導ではNGです。
   学校や集団塾の教え方だと理解出来ないから、個別指導に来てくれています。
   だから、教科書と同じ指導は個別指導ではNGになります。

【GOODな答え】 ・天気予報を見せながら、温度がマイナスをイメージさせる
        ・借金を例にして、マイナスをイメージさせる
        ・前に進むのがプラス、後ろに下がるのがマイナスとイメージさせる
   つまり、身近なものを使って、目の前の生徒がイメージしやすい具体例を探すのが個別指導です!

2、<分かった?>という言葉は、スーパーNG!
    これは多くの保護者も使ってしまう言葉です。特に男の子に使いたくなるはずです・・・(笑)
    ですが、子どもに<分かった?>と聞くと、<わかった!>と答える事がほとんどです。でも、分かってない事が多い!
    でも、入会面談などで保護者と生徒のやり取り見てると、<分かった?>とう言葉や<YESとしか答えられない言葉>を
    多用しています。例えば、<がんばれる?>です。この質問に、<いえ、がんばれません・・>と答えられる勇者は、
    今の日本男児にはおそらくいません(笑)
   
 では、個別指導ではどうするか?言葉ではなく、表情やしぐさで判断することです。分からない場合は、
 類題(似たような問題)をもう1回解かせることが大事です。
 子どもは、表情やしぐさに出ます。<分かった顔><怪しい顔>を先生が判断します。怪しい場合は、類題を解かせ、理解度を
 先生自身で判断します。生徒の言葉では判断しません。

家で指導する際のポイントとして、少し意識してみてください。

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