神は細部に宿る(小さな約束を守ることが大切)
夏期講習&夏合宿が終わりました。
久しぶりにゆっくりした毎日です(笑)
夏休み、午前中から夜まで子どもたちと過ごしていると、いろいろな事を感じます。
歩夢学舎は、小1から高校3年までいるし、学力レベルもバラバラです。
実に、いろいろな種類の生徒がいます(笑)
夏休みの宿題は、終わりましたか?
歩夢学舎の生徒は、みんながんばってくれたようです。
*ただ、ちゃんと目を通すと、怪しい点も発見できてしまうんです。
生徒に言いたい! 「井上先生は君たちの学力を知っている。だから、正解の率がおかしいことは見ればわかるぞ!」と(笑)
でも、それでも、私はちゃんと提出という約束を守ろうとしたことは評価したいと思っています。
私が塾業界に入った時、尊敬する方に教えてもらったことで今も、自分で大事にしていること(こころがけていること)が2つあります。
1,塾の先生は、学校の先生以上に、先生らしくあれ!
2,約束を破るのは、いつも大人から。小さな約束を守れ!
です。1は、学校と違い、人気のない塾や価値のない塾はつぶれます。
だから、行きたいと思える塾を作ること、会いたいと思う先生であることが大事だと教わりました。
2は、子どもたちは、最初は約束を守ります。例えば宿題。最初はみんなやってきます。
でも、ある時、子どもは試してきます。
例えば、少しだけやってこないとか、<持ってくるのを忘れた>とかです。
今までちゃんとやってきていたのだからと、先生が<まあ、いっか>としてしまいます。
そうすると、生徒は <あ、宿題ってやらなくていいんだ> となるわけです。
今、それとこれかしばらく、おそらく 携帯電話 が教育現場の一番の障害になります。
すでに、携帯電話の使用などで崩壊している塾もあるように聞きます。
最初のひとり、最初の1回を見逃さない事です!
私は宿題を約束と考えています。
約束を守れない人は、大人になってもいい人生にならないと思います。
だから、まずは自分が子どもとの約束を守る努力をすることを考えています。
宿題忘れを注意するという感覚ではなく、宿題忘れを見逃すな!という自分への注意です。
ご家庭でも、まずは小さな約束を決めて、親も子供も平等に守るというルールを作ってみてはどうでしょうか。
もし、大人が破ってしまったら、ちゃんとあやまる。
二度としない為に、決意表明する(笑)
携帯電話も含め、これからさらに多様化(どんどん大人が理解できないルールが増えます)に対応するためにも、
約束したことは守るという絶対ルールを取り入れてみるのはどうでしょうか?
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