叱る⇒褒める⇒認める
この本のタイトルを見て、衝動買いしました(笑)
読んでみると、思い当たることが結構多かったです・・・。
私が塾で働き始めたばかりの頃は、
良い塾・良い先生 = 厳しい先生
でした。私もとても厳しく、生徒にすごく嫌われていました(笑)
ただ、勉強をさせるメリットがはっきりしていた時代だったので、
勉強する⇒良い大学に行く⇒いい会社に入れる⇒豊かな人生
とつながる可能性が高かったです。だから、大人は迷うことなく、厳しく出来たのだと思います。
ゆとり教育が始まった時ぐらいから、ガラッと方向性が変りました。
厳しく叱るという教育が否定され、<ほめて伸ばす!>という教育が主流になっていきます。
私は、この<ほめて伸ばす>が正直納得できず、否定的でした。
今持っている力をある程度引きだすのには、ほめる、というやり方はいいと思います。
でも、成長をさせるためには、ほめるというやり方はどう考えても難しいと思っていました。
そもそも、ほめる、というのが上から目線のような気がして・・・。
でも、やっと、時代が追い付いてくれました!(笑)
叱る⇒褒める⇒認める!
そう、この認めるという教育が、私は大事だと言いたかったんです、昔から!
この本を読んで、<そう、これがいいたかったんだ!!>と叫んでしまいました(笑)
しかるとかほめるとか、テクニックではなく、大事なのは子どもを認める。
良いことしたら、それを認める。
悪いことしたら、それを認める。(悪いとはっきりと言うという意味です)
日本の教育が、さらに素晴らしいものになるような気がしてうれしくなる本でした。
興味ある方は読んでみてください。
*いつも通り、まったく知らない人の本です(笑)
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