親子で目標を決めましょう!
このブログは、一人でも読んで良かったと保護者に思ってもらえるように書いています。
日々現場で感じていることをテーマにしているので、かなり身近です(笑)
一人でも、一瞬でも、何かヒントになった!とかちょっと気持ちが軽くなった!と感じてもらえたらうれしいです。
さて、私の家には【家訓】みたいなものがありました。それは、【人に迷惑をかけない】【出された料理は残さない】でした。すごーーーく田舎だったので、当然の家訓だったと思います。私も納得していました。父は小学生の間はすごく厳しい人でした。げんこつもたくさんされました(笑) でも叱られる理由が自分でもわかっていたので納得出来ていました。 そして、私の将来のために叱られているのがわかったので納得できたのだと思います。
私は、今の時代、家訓こそ復活すべきかと思っています!(笑)
教育のモヤモヤ?は家訓がなくなったことに原因があるのだと、勝手に思っています。
家訓=みんなで共有する目標(ルール)です。
これがあると、子どもたちから不安がなくなり、考える自由が手に入ります。
これがないと、子どもたちは不安になり、何も考えられなくなります。
だから、入塾の時や保護者会の時に、私がよく聞くことがあります。
『お子さんがどんな成績・どんな状態になったら、心からほめる事ができますか?』
この質問は、いじわるかもしれませんね(笑)
でも、これにはっきりと答えられるようになると、多くの問題が消えていきます。
あまりいい答えじゃないのは、
・平均点ぐらいはとってほしいです
です。子どもたちには、なぜ保護者が平均を望むのか、理由はわからないと思います。
親の願いではあっても、子どもの目標にはならないことが多いです。
この目標を作る作業は、すごく大変で、時に苦しいことは重々承知しています。
でも、今日本に自由があふれているのは、法治国家としてルールがはっきりしているからです。
ルールの中に、大きな自由があるからです。
親が出来る一番の援助は、この目標(ルール)をつくることではないかと思います。
・どんな大人になってほしいのか?
・どんな大人になってほしくないのか?
・どんな幸せを感じてほしいのか?
大事なのは、親の気持ちではなく子どもの未来につながる目標です。
・自信を持てる科目を作って、自分の才能をみつけよう!
・苦手なことから逃げず、できるようにする経験をしてみよう!
もし見つからない場合は、ぜひ保護者会で一緒に考えましょう!
1回で無理なら、何回でも行いましょう。
保護者の中で、どうすればほめる、どうなれば叱る、の基準を作りましょう。
親の心の中が整理され、子どもたちの頭が整理され、問題が減っていくと思います。
ちなみに、勉強を自主的にやったり、成績がよかったりするご家庭には何かしらの家訓のようなものがあるように思います。<自分のことは自分でやる>とかそんなアバウトな家訓みたいなものです。家訓があるので、周りを気にしない方が多いです。よそはよそ、うちはうち。みたいな感じの方が多いです(笑)
個人的にも、今、あまり周りの情報に心を痛めないでほしいと思っています。
自分のお子様にとって、いい情報だけ入手しましょう!(笑)
目の前のお子様の成長段階だけを見て、必要な環境を用意していけば、大丈夫ですよ。
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