やる気の育て方
長文になってしまいました💦 お時間ある時にお読みいただければ嬉しいです。
【どうすれば子どものやる気を引き出せるか?】
まず、方法は無限にあり、さらに正解がないのが、この問いの難しい所です。
多くの保護者を悩ませている問題で、<やる気〇イッチ>というフレーズをCMで使った塾は、天才的ですね(笑)
*事実、多くの保護者が、このフレーズで入塾し続けていると聞きました。
ここからは私個人の考えです。
まず、やる気のスイッチは、ありません。押せません。探しても、見つかりません!(笑)
しかも、言いにくいのですが、<やる気は誰かが与えて上げれるものではありません>。家族にも先生にも。
人間がやる気になるのは大きく2つあると私は思います。
①生命の危機、危険に出会った時
②不満、不安、不足、を感じた時
です。あえて、褒められてうれしい!を外しています。理由は、褒められてうれしいという動機は、外からの影響に反応する動機なので、長続きしない気がするからです。
①は親や教師が用意出来るものではないので、②が大事になります。
不満、不安、不足は、親や教師からすると、子どもに感じさせたくない感情です。
でも、現状に満足している生徒が、やる気になるのはなかなか難しいです。
いくら、<将来のため!>とか<いつか後悔する!>とか言っても、今に不満・不安・不足がなければ本気になりません。
【水を飲みたいと思わせるには、のどの渇きを経験させなければならない】
次に、行動です。
やる気は、ある日突然サンタさんからプレゼントされるものではありません。
お子さまの心に、【コップ】があります。何も入っていないコップ。
このコップは、【努力という行動】をすると、水がたまっていきます。
コップがいっぱいになると、あふれ出てきます。このあふれ出てくるのが【やる気!】です。
<先生、私は塾にも行かせているし、家で勉強もさせています!なぜコップがいっぱにならないのですか?!>
それは、【コップの向きが上を向いていないから】だと思います。
②の不満・不安・不足を感じて、<何かが欲しい!!>という欲が生れます。
この【欲こそが、目標になります!】
目標を持った生徒は、コップが上向きになります。
そして、塾や親が行動させることで、水がたまり、
やる気がぐんぐん育つのです!!
今、多くの生徒は<のどの渇き=何かを手に入れたいという強い欲求>を感じる経験が少ないように思います。経験する機会を、日本全体で奪ってしまったのかもしれません。
まずは、部活でも、趣味でも、コレクションでもいい。
不満・不安・不足を経験させ、<強い欲を持つ経験>をさせたいですね。
【まとめ】
①不満、不安、不足を感じさせ、<強い欲求>を育ててあげる
②強い欲求が目標に変わるように誘導する
③目標に向け、とにかく行動を続けるように励ます
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