学問のすすめ
先日、本屋さんに<学問のすすめ>の漫画を購入しました。
なぜ購入したのか?・・・自分でも謎です笑
<天は人の上に人を造らず
人の下に人を造らずと伝えり>
かの福沢諭吉が残してくれた言葉です。
人は皆、平等であり、自由である。だから、学問を通じてチャンスは平等にあるべきだ。
階級制度で苦しんだ、福沢諭吉が目指した物は、今の私たちには想像が出来ないかもしれません。
想像が出来ないぐらい、今の日本は、豊かで幸せなのかもしれませんね。
しかし、同時に、<自由とは、義務の上に成り立つ権利である>とも説いています。
例えば、中学生が<勉強する、しないは僕の自由である!>と主張したとします。
これは、諭吉が目指していた<自由>なのでしょうか?
20歳になり、お酒やたばこ、選挙権(18歳になるかもしれませんが)などの【自由】が与えられます。
でも、同時に<納税の義務>が課されます。
国に納税をすることで、自由という権利を主張出来るのです。
福沢諭吉は、<自由とは、独立出来る事である>とも言っています。
成人するまでは、<独立した自由という権利を持たせるため、責任ある人間を育てる時間>なのです。
中学生が、勉強しないのは自由だと主張することは、
<小遣いも、生活費も、納税も自分の稼ぎから出す>という覚悟がないと出来ない事なのです。
だから、<義務教育期間中は、勉強し、友人との関係で多くを学ぶ義務がある>という事を、
道徳教育を通じてつたえていかなければいけないのではないでしょうか?
もし、子供たちに、自由をはき違えたまま大人の権利を与えてしまったら、
これは恐ろしい世の中になってしまいます。
もし今の日本教育に行き詰まりを感じるのであれば、
1、体 2、知恵 3、情欲 4、誠実さ 5、意志
この教育の基本原則のバランスが、崩れているのではないでしょうか。
今、私が子供たちに伝えたいと切に願うのは、
<向上心>です。
自分を好きになる事は、大事な事です。
でも、今の自分よりもっと好きになれる自分もいると信じる事も大事です。
<いける高校にいければいい>
まずはこの言葉から、変えていかなければいけませんね。
だから、私は、いつも自分を変える事から始めます。
【過去と他人は変えれない。未来と自分を変えていくのだ】
最近、太り気味で、夜遅くまで起きる不規則な生活をしているので、
自分に厳しくやってみようと思います。
そして、世界中から、<日本の教育を学びたい!>と集まってくるような日本教育を実現したい。
そのきっかけの1%にでも、歩夢学舎がなれたらうれしいです。
在塾生のみなさん、中間テストまで1か月です!
まだ春休みボケの生徒が多くいますねえ笑
そろそろエンジンかけていきますよ!!!
みんなの本気を見せてくださいね
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