お盆明けから9月の注意点
今日はお盆も終わり、いよいよ9月への準備に入る時期です。
ちなみに、長久手中・北中・南中ともに、2学期の中間テストが早いです!
10月1日から始まります。
ふつうは、10月の中旬なんですが、2週間ほど早いですね。
ラッキーです!早いほうが絶対にいいと思います。
さて、今日は少し嫌なデータも入れて話をしなければいけません。
先日、新聞にある情報が記事として載っていました。
<子どもの自殺 長期休み明け集中>
という記事でした。
18歳以下の自殺者を、1972年から2013年の42年間、日にち毎にデータにしたところ、以下の結果でした。
1、9月1日 131人
2、4月11日 99人
3、4月8日 95人
4、9月2日 94人
5、8月31日 92人
という結果で、この9月前後が一番多いとわかります。
ちなみに、42年間で 1万8千人 ほどが、自殺をしていると、記事になっていました。
1万8千人。
今、一つの中学校の生徒数が、1000人を超えると(全学年で)、その中学は生徒が多い中学と言われます。1万8千人とは、18もの中学校の生徒が、救いを求めていたという事なのです。
自殺の原因として、
【小・中学生】
1、家族からのしつけ・叱責
2、学校の友人との不和
【高校生】
1、学業不振(成績不振)
2、進路不安
という原因が主なものでした。
実は、前の会社でも、社員が退職する時期は、春ではありませんでした。
ほとんどが、GW・お盆・年末年始の休みの後でした。
不登校になってしまう可能性が高いのも、この9月です。次が4月です。
つまり、子供たちの精神が一番不安定になるのが、4月9月なのです。特に9月です。
ぜひ、夏休みの残り期間、以下の事を気を付けていただけると嬉しいです。
1、生活習慣の乱れを直す
□夜、12時過ぎまで起きていませんか?
□朝、学校に行く時間まで寝ていませんか?
□毎日、決められた時間に、決まられた行動をしていますか?
(食事、睡眠、勉強、なんでもいいです。毎日同じ時間に、同じ事をやらせることです!)
2、2学期の予習をしておく
□英語、数学は必ず行ってください
□休み明けのテストがありますが、夏の宿題をしっかりやってあればokです。
しかし、今このタイミングで宿題が終わっていないのは、<黄色信号>です。
宿題が終わっていないという心理的な圧迫が、月末に大きくなります。
遅くとも、今週中に終わらせましょう!
以上の2つだけです。
歩夢学舎の生徒を見ていて、お盆の4日間の休みだけでも、かなり生徒の生活が変わってしまっています。
お盆前、毎日塾に来ていて、同じ時間勉強していたので、子供たちは健康的な顔でした。
しかし、お盆明け、<顔がぼけている>生徒を多く見かけます。
遊びまくったようですね・・・・(笑)
私の直感ですが、1週間勉強しないと、けっこう大変ですよ。
たぶん、4日間が限界です(笑)
次回の長期休みの際、参考にしていただけるとうれしいです。
というわけで、生活習慣を直す・予習をする、この二つをしっかりと行う事が大事です。
予習は、塾の仕事です。お任せください!
問題は生活習慣です。
もし、今、好きなだけゲームやネットを見ている生活をしている生徒がいるなら、
大人でもいきなり仕事に行くのは、正直面倒です・・・。
ゲームもネットも、時間を決めましょう!1日○時間まで、という感じです。
そして、朝食をしっかりと食べさせてください。学校に行くときと同じ時間です。
もし、昼寝をさせると、9月の午後最初の授業、かなり高い確率で寝ます!
英語・数学だったら、ほぼ100%寝ます!(笑)
中学生に昼寝は必要ありません。それよりも、夜ちゃんと寝ること、朝起きること。
私からも、残り2週間話をしていきます。
ただ、ここは保護者様にもご協力いただきたいところです。
今日は、気持ちが暗くなる内容も入ってしまいました。
でも、8月末から9月はすごく大事な時期です。
お子様を見て、
<だらけているなあ>と感じたら、残り2週間で修正してあげてください。
私ももちろん、ご協力いたします!
今日の内容は、表現が難しく、迷い迷いとなってしまいました・・・。
9月1日、みんな元気に前向きに、そして夏の勉強の成果を大いに発揮してほしいです!
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