成績と宿題の関係
みなさん、こんにちは。
以前も宿題の事をお話しさせていただきましたが、
今回も宿題について、少し話をさせていただきます。
宿題と成績の関係は?と聞かれると、
<比例の関係です!>と私は答えます。
夏休みに入り、歩夢学舎では、
個別の宿題を出しています。正直、あまり量は多くないかもしれません。
しかし、毎日コツコツやれるようなものや、少ないけど時間をかけるべきものを出しています。
お盆休みが4日ほどありました。
今日から授業が再開しています。
ここで、保護者の皆様に、宿題についてお話をしておこうと思うのです。
ストレートに言いますと、
<成績が上がっている生徒は、決められた宿題をちゃんとやってきます>
ということです。宿題を忘れることは、私は一切認めません。
どんな理由があってもです(笑)
なぜなら、一度許すと、<生徒の基準>が変わってしまうからです。
ここで不思議なことが起きます。
かなりの確率でやってきてくれる生徒が多いのですが、
それでも忘れる生徒はいます。
<基準がずれてしまっている生徒>です。
これは、かばうわけではなく、生徒の責任とは思えません。
どちらかというと不幸だなあ、となんとかしないと!と思います。
なぜなら、<今まで、宿題忘れを許してもらっていた>からです。
例えば、小学1年生に宿題を出したら、100%やってくるはずです。
それが小2・3となるにつれ、90・80と下がっていってしまう。
これは教える側の問題なのではないかと思うのです。
成績があがるというのは、一つの【結果】にすぎません。
そこには【原因】があるはずです。
今わかっている【原因】をお伝えします。
あっ、在塾生の皆様。私がなんとかしますので、今は親子喧嘩はやめてくださいね(笑)
お任せください!
1、ノート、筆記用具が正しく準備され、ただしく使えるか
2、約束を守れるか
です。
1は、けっこうできていない生徒が多いです。
例えば、国語は<縦書き>だと教わったはずです。・・・たぶん(笑)
英語は横書きです。
なぜ、日本語は縦で英語は横なのでしょうか?
まず、英語のアルファベットを書いてみてください。筆記体を書ける方は、筆記体でお願いします。
文字の終わりが、ちゃんと右側になりますよね? (一部違う文字もありますが)
そう、万年筆で書くとき、英語は横に流れたほうが筆が動きやすいのです!
次は、日本語のひらがなを書いてみてください。あ・い・う・え・おと。
これも一部違いますが、筆の終わりが下向きなのです!
だから、筆を下に下に流すのが一番きれいにかけるのが、日本語なのです!
意外と子供たちに伝わっていません。だから、国語も横書きにしてしまうのです。
これで成績が上がるのか??
あがりません(笑) でも、国語ができる生徒は、みなほとんど横書きをしています。
2の約束の事ですが、一番は宿題です。この夏期講習、宿題をやってくる率は、95%以上でした!
これが習慣です。約束した事をちゃんとやらせきる事が大事だと私は思います。
授業の時間に遅刻するとか、振替とか、これも限度を超えるとよくないのかもしれません。
もし、<成績が下がったら、ゲームを取り上げます!>と約束してしまい、
本当に下がってしまった場合。しかも、けっこうミスで点を落としているなど、
同情の余地がある場合。これが難しいのです。
でも、<約束を守る>というすごく大事な事を、大人が破ってはいけません。
ゲームを取り上げましょう!(笑)
<でも、今回、がんばってはいたから、次のテストで・・>と話をしてあげればいいのです。
約束を守らないという事を、子供たちは誰から学んでしまったか?
それは、<今まで出会った大人>の誰かです!
大人が変わらずして、子供は変わりません。
少し、振り返ってみましょう。
鉛筆の持ち方は正しいですか?(箸の持ち方も同じですね)
ノートは家に、何冊か予備を置いてありますか?
親子の間に、約束、はありますか?
この夏、多くの生徒が苦手と向き合い、本当にがんばっています!
お忙しいとは思いますが、保護者の皆様も、少し振り返ってみてはいかがでしょうか?
私の一言より、やはり、親御さんの一言が子供にとっては大きいのです。
厳しい役は、私がやります!ので、お任せください(笑)
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