期末テストの振り返り①(長久手北・南・長久手・藤森中)
テスト結果が出そろいました!生徒のみんな、良く頑張りましたね。
今回のテストで、いくつか感じたことがあります。
今日はその一つ、普段の勉強です。
私は、<勉強が出来る生徒>と<できない生徒>の区別はないと思っています。
勉強って、<やった>か<やらないか>だけの違いだと思うからです。
しかし、生徒によって個性があります。(大人でも同じです)
テスト前に一日2時間勉強しただけで出来る生徒もいます。(A君とします)
5時間勉強しても、成績が上がらない生徒もいます。(B君とします)
では、絶対に、B君はA君以上の成績にならないのでしょうか?
大学受験の最難関と言われる大学(国公立や有名私立)レベルになると、難しい面も出てきます。私もそうでした。私立の大学で、明治を受けたとき<あっ、合格した!>とその場でわかりました。3日後、早稲田を受けたとき、<あっ、不合格だ>とはっきりわかりました。レベルが違うと感じたのです。このレベル以上になると、勉強の効率や質が問われてくるのです。
しかし、中学や高校などの学校のテストにおいて、効率や質はそれほど関係ありません。
子供たちが良く言うのが、<A君は塾にも行っていないし、そんなに勉強していないのに成績がいい!>というような内容です。確かに、A君はそれほど勉強していないかもしれません。
しかし、それはA君にとってのペースです。A君にとって2時間の勉強が100%の努力なのです。
では、C君はどうすればいいのか?それは5時間でだめなら、6時間やればいいのです。
すごく厳しい事を云うようですが、長年、多くの子供を個別指導で見てきたからこそ言える事です。
<私は勉強が出来ない・・・>と諦める前に、6時間やってみればいい。先生はそれを応援します!
でも、なんだかA君がうらやましいく思うのも、当然です。だって、2時間勉強すれば、テスト前でも遊べるのですから。なんだか、<うさぎと亀>の話みたいですね笑
A君は2時間で、B君は6時間。3倍の勉強時間です。B君はA君以上の成績は取れるのでしょうか?
答えは、<取れる!>です。それはなぜか。人間って、覚えた時間に反比例して忘れる生き物だからです。よく一夜漬けをする生徒がいます。暗記力が高く、A君タイプです。点数を見ると、結構高いです。しかし、1か月後、同じ単元をテストしてみると・・・びっくりするぐらい忘れています。B君は、時間をかけて覚えた分、1か月後も結構覚えているのです!
何を言いたいかというと、<成績があがる生徒>とは、<自分に合ったペースで100%の勉強をしている生徒>の事だ、ということなのです。
A君なら、おっかけの復習を多くやっていく。忘れるのが速いという短所を、覚えるのが速いという長所を生かしクリアーしていくのです。
B君なら、時間をかけて覚えていけばいい。しかし、短い目で考えると、大変です。けど、学年が上がるにつれ、復習が少なくてよい分、勉強時間も短縮されていくのです。
愛情が深ければ深いほど、一緒にいる時間が長ければ長いほど、相手の事がたくさんわかります。
今回、保護者様とお話をさせていただくと、その愛情がすごく伝わってきます。子供の事を想い、考え、だからこそ心配もあり、何とかしてあげたいと願う。
この塾に通っている生徒のみんなは、本当に幸せだと思います。
だからこそ、第三者の位置にいる私が、子供たちの長所を生かして伸ばす方法を、一人一人に提示していく使命が大きいと思います。
私は、個別指導の塾でずっとやってきました。これからも、ずっとやっていくと思います。
なぜ個別指導にこだわるのか?
それは、<個別指導で学力をあげれない生徒はいない!>と確信しているからです。
でも、個別指導で学力が上がっていない生徒は日本中にいっぱいいると思います。残念ながら、歩夢学舎にもいますし、毎回成績があがるほど簡単な事ではありません。
しかし、個別に指導するのが個別指導であるならば、どんな生徒でも学力をあげれないと、個別指導ではないと思うのです。もし、学力が上がらないとすれば、それは<指導する人間の指導力>に問題があるはずです。
次の学年末に向けて、スタートしています。もちろん、勉強するのも、テスト受けるのも、受験するのも、
生徒が一人でやらなければいけないことです。だから、<成績という結果>があがるかどうかは、最後は生徒次第です。テスト当日、生徒が答えを書かなければ、どんなに学力を上げても、成績は上がらないのですから。入試当日に、体調が悪ければ、どんなに学力をつけても、合格できないこともあります。
しかし、<学力>を上げる事は、個別指導ならば出来なければいけません。A君、B君のように時間差はあるにせよ、たどり着く学力レベルは同じ所までいけるはずです。
だいぶ、生徒たちの個性もつかめてきました。
成績が上がった生徒には、もっと上を目指して頑張ってほしい!
成績が思うようにいかなかった生徒には、あきらめてほしくない。まだ始まったばかりです!人と比べず、自分の100%をがむしゃらにやっていけばいい。それだけで良いのです。
今日も長々と書いてしまいました。
次回はテスト結果のご報告をいたします。
*教室の座席を増やしました!たくさん勉強出来るようになりましたよ。
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