保護者様が悩むポイント(歩夢学舎バージョン)

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みなさん、こんにちは!

今日はすごい雨です・・。変な天気が続きますね。

9月は、生徒の誕生日が多い月です。

歩夢学舎が昨年の11月に開校し、それ以来続けている事の一つが、

生徒の誕生日に、本をプレゼントする、という事です。

最初、お花とか図書券とかを考えました。

でも、結局、本に落ち着きました。

一人一人の10年後を想像しながら、

<たぶん、10年後はそばでアドバイスは出来ないから、その時にこの子が悩みそうな事は・・・>

と、タイムマシーン感覚で選んでいます(笑)

生徒一人一人にメッセージをつけてあります。

そうしないと、捨てられそうだからです(笑)

今、役に立つかわかりません。でも、きっと、いつか役に立つ日が来ると思います。

勉強も同じですよね、きっと。

今、通知表が1上がっても、そんなに劇的な変化はないかもしれません。

でも、<その努力>は、いつかきっと役に立ちます!

休み明けテスト、みんな頑張ってくれたようです。

結果が楽しみです!!

 

さて、本日のお話しですが、最近の保護者様の悩みをご紹介し、

私の個人的な意見を述べさせていただこうと思います。

 

まず、【男の子】をお持ちの保護者様に一番多い悩みは、

 

<イライラする!>です(笑)

 

すごく、気持ちがわかります!!(笑)もちろん、塾と家では様子が違うでしょうから、

本当にわかっているとは言えないかもしれませんが、保護者様の気持ちが伝わります。

イライラする理由として

 

1、勉強の習慣がない

2、危機感・向上心がない

3、反抗期・・・

 

です。

 

【女の子】をお持ちの保護者様は、悩みが全く違います。

1、塾や学校での様子を教えてくれない

2、勉強の習慣が身に付いていない

3、成績が思うようにいかない

 

です。

比較的、女の子の方が、<勉強>への悩みが多い気がします

何となくですが、女の子の方が、成績を心配する事が出来る段階まで行ける、とも言えそうです。

 

両方ともに多いのが、やはり、家で勉強をしない事です。イライラの主な原因の一つです(笑)

・夏休み、のび太みたいな生活を送っています・・・

・受験の話をしても、聞き流されます・・・

・夏の宿題、いつやるのでしょうか?(8月28日現在)

 

といった、呟きにも似たお悩みをいただく事が多いです。

勉強の習慣を身に付けるために、

小学生への対応は 【宿題】です。宿題をしっかりとやらせ、<毎日〇〇分>と決めてあげる事です。

<来週までの〇曜日までにやるように>という出し方ですと、直前にやることになります。

そうではなく、毎日算数を〇ページ、国語を〇ページ、という出し方をするのが良いと思います。

高校生は、宿題は出してはいけません。勉強の仕方を教えればいいです。

主な勉強は、<予習>です。勉強時間の8割は、予習に使ってください。

授業の予習をせず、学校にいくと、半年後には飛んでもない事になります!

中学とは、進みも、内容も変わります。また、部活や登下校を考えると、勉強時間の確保が難しい。

つまり、<学校の授業中に、いかに習得してしまうか>が大事になるのです。

その為に、予習をして臨むのが、時間的にも効率がいいですよ。

予習せず、学校の授業を聞いたあと、分からない所を自分・塾で勉強して・・・、というやり方より

予習型の方が半分以下の時間で済むはずです。

ぜひ試してください。

 

中学生は、この中間です。

宿題で管理するには、反抗期だし・・・

かといって宿題がないと、ゲームやテレビをずっと見ているし・・・

です(笑)

 

ここで、【急がばまわれ!】が大事になると思います。

そもそもなぜ勉強をしないのでしょうか?

多くの生徒を見ていると、気づく事があります。

それは、テスト後、成績が上がり、子供自身が喜んでいる場合、

その科目の勉強は自主的にやっている、ということです。

例えば、理科が思ったより出来た場合、翌日から理科を自分で勉強します。

数学が思ったより全然出来た!となると、今まで嫌がっていた生徒が、数学をやり始めます。

 

<勉強をする>⇒<成績が上がる>

という順番をイメージされるかもしれませんが多くの場合は逆です。

<成績が上がる>⇒<勉強をする>

だいたいの生徒は、このパターンになると思います。

 

つまり、勉強の習慣を身に付けるには、

【勉強を好きにさせること】

です。ここで大事なのは、<最初は錯覚である>ということです。

例えば、100点満点のテストで、30点だとした場合、得意とは言えないかもしれません。

平均点も取れていないのですから・・。

でも、<錯覚>を作る事が大事です。

少しでも成績が上がった場合は、<好きだと錯覚させるために、褒める!>が大事です。

このタイミングを逃すと、結構大変です。

子供たちの心に、分厚い壁が出来てしまうからです。

 

勉強の習慣を身に付けるため、また同時に高校生になって自分で進路を決めれる子供になるために

ぜひ<絶対管理>ではなく、<錯覚による勉強好き>を目指してほしいです。

 

私も毎回、反省&改善を繰り返しているつもりですが、

子供を褒めるポイント・タイミングこそ、一番大事です。

うちの子、勉強しないなあ・・・と思われたら、今までの事を少し振り返ってみてください。

<あの時、褒めるべきだったのかな?褒め方はどうすればよかったのかな?>

と思われるポイントが、一つは見つかる事が多いのではないかと思います。

そういう転機が、子供には必ずあります。

大丈夫です!その転機を作ります。2学期、多くの生徒が転機を作れると手ごたえを感じています。

私と一緒に、<転機>をつかみ、<錯覚>をさせましょう!

1科目から始めると良いですよ。

5教科の通知表を上げるコツは、一つの科目を上げる事ですから。

あとは自然に上がっていきます。(一つが5で、残りが1だったら、自分で勝手に恥ずかしいと思い始めます!)

 

最後に、教室のレイアウトが大幅に変わりました!

次回は、写真と共に、新しい歩夢学舎の教室をご紹介いたします。

 

 

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井上 周士
長久手本校 塾長歩夢学舎

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